武隈部屋 所在地 東京都大田区雪谷大塚町
<所属年寄・裏方一覧>
師匠 武隈(元大関・豪栄道)
<近況>
・令和4年1月27日、理事会で境川部屋からの独立が承認され、武隈部屋の創設が決定。内弟子3人を引き連れての船出となり、2月中旬には大田区の新部屋へと転居する予定。
・同日の理事会における発表事項は、上記創設の決定だけではなかった。昨年12月に行われた全日本アマチュア選手権で準優勝した神崎(近大)の三段目格付出しが承認され、武隈部屋からデビュー予定であることも明らかに。来る春場所、地元での初土俵となりそうだ。
→2月3日、武隈部屋入門が正式決定。
所属力士
西川(生年:平成10年 出身:大阪 身長:176センチ 体重:150キロ 初土俵:令和3年春)
師匠の武隈親方と同じ寝屋川の出身。埼玉栄高ー中大を経て、3年春、三段目格付出でデビューした。
最初の場所は順調に6連勝した後、7番目の相撲で勝ったと思いきや髷を掴んでおり痛恨の反則負け。2場所目も実力者の琴太豪に敗れて優勝こそ逃したが、3場所目にして幕下昇進を果たすと、2場所連続の5勝で上位近辺まで躍進。11月こそ首の怪我で途中休場したが、コンディションを調えて出場した4年初場所は、三役経験者・竜電を破る「ジャイキリ」を成し遂げ、見事幕下優勝の栄誉を勝ち取った。来る地元場所は関取挑戦の好機、新興部屋にいきなりの吉報を届けられるだろうか。
いかにも押し相撲向きの体つきで、期待に違わぬ正攻法の取り口。首の怪我は気がかりだが、去る初場所に関しては杞憂だと思わせるような内容の充実があった。
立合いでかまして相手を起こし、手数を出して後退させ、足を送って電車道で持っていく相撲が理想。とりわけ、左右(特に右)の突き放しには目を瞠るものがあるだけに、今後はおっつけやハズの精度も高め、徐々に完成度を上げていきたい。
竜口(生年:平成15年早 出身:福岡 身長:175センチ 体重:117キロ 初土俵:令和3年春)
埼玉栄高出身で、西川・豪正龍と同じ3年春初土俵。右四つ、もしくは中に入って、なかなか巧い相撲を取る正統派は、デビュー以来勝ち越しを続ける順調な出世ぶり。4年春場所では三段目中位まで上がりそうだ。
豪正龍(生年:平成14年 出身:埼玉 身長:180センチ 体重:107キロ 初土俵:令和3年春)
埼玉栄高出身で、西川・竜口と同じ3年春初土俵。こちらはソップ型でアクロバティックな相撲が持ち味。1場所怪我による全休があったため竜口に遅れを取っているが、復帰以降は2場所連続の5勝で4年春は新三段目目前の地位まで番付を上げる。
神崎(生年:平成11年 出身:兵庫 身長:190センチ 体重:155キロ 初土俵:令和4年春)
近大附属高ー近大。抜群の体躯を生かした突き押しを武器に実績を残し、昨年12月の全日本アマチュア選手権で準優勝したことも記憶に新しい。
2月3日、近畿大学構内にて親方同席のもと会見が行われ、武隈部屋入門が正式決定。来る春場所、三段目格付出しでのデビューが予定されている。
ひとまずの目標は、来年の地元場所に関取として帰ることか。同じ学生出身の西川はもちろん、ほぼ同じ位置からスタートを切る竜口、豪正龍にとっても刺激になりそうで、相乗効果を生み出すことは間違いないだろう。
本人のコメント、詳細なプロフィール等は下記リンクも参照。
参考資料
『相撲』 ベースボール・マガジン社
日本相撲協会公式サイト
武隈部屋創設についての詳細は以下の記事もご参照ください。
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<所属年寄・裏方一覧>
師匠 武隈(元大関・豪栄道)
<近況>
・令和4年1月27日、理事会で境川部屋からの独立が承認され、武隈部屋の創設が決定。内弟子3人を引き連れての船出となり、2月中旬には大田区の新部屋へと転居する予定。
・同日の理事会における発表事項は、上記創設の決定だけではなかった。昨年12月に行われた全日本アマチュア選手権で準優勝した神崎(近大)の三段目格付出しが承認され、武隈部屋からデビュー予定であることも明らかに。来る春場所、地元での初土俵となりそうだ。
→2月3日、武隈部屋入門が正式決定。
所属力士
西川(生年:平成10年 出身:大阪 身長:176センチ 体重:150キロ 初土俵:令和3年春)
師匠の武隈親方と同じ寝屋川の出身。埼玉栄高ー中大を経て、3年春、三段目格付出でデビューした。
最初の場所は順調に6連勝した後、7番目の相撲で勝ったと思いきや髷を掴んでおり痛恨の反則負け。2場所目も実力者の琴太豪に敗れて優勝こそ逃したが、3場所目にして幕下昇進を果たすと、2場所連続の5勝で上位近辺まで躍進。11月こそ首の怪我で途中休場したが、コンディションを調えて出場した4年初場所は、三役経験者・竜電を破る「ジャイキリ」を成し遂げ、見事幕下優勝の栄誉を勝ち取った。来る地元場所は関取挑戦の好機、新興部屋にいきなりの吉報を届けられるだろうか。
いかにも押し相撲向きの体つきで、期待に違わぬ正攻法の取り口。首の怪我は気がかりだが、去る初場所に関しては杞憂だと思わせるような内容の充実があった。
立合いでかまして相手を起こし、手数を出して後退させ、足を送って電車道で持っていく相撲が理想。とりわけ、左右(特に右)の突き放しには目を瞠るものがあるだけに、今後はおっつけやハズの精度も高め、徐々に完成度を上げていきたい。
竜口(生年:平成15年早 出身:福岡 身長:175センチ 体重:117キロ 初土俵:令和3年春)
埼玉栄高出身で、西川・豪正龍と同じ3年春初土俵。右四つ、もしくは中に入って、なかなか巧い相撲を取る正統派は、デビュー以来勝ち越しを続ける順調な出世ぶり。4年春場所では三段目中位まで上がりそうだ。
豪正龍(生年:平成14年 出身:埼玉 身長:180センチ 体重:107キロ 初土俵:令和3年春)
埼玉栄高出身で、西川・竜口と同じ3年春初土俵。こちらはソップ型でアクロバティックな相撲が持ち味。1場所怪我による全休があったため竜口に遅れを取っているが、復帰以降は2場所連続の5勝で4年春は新三段目目前の地位まで番付を上げる。
神崎(生年:平成11年 出身:兵庫 身長:190センチ 体重:155キロ 初土俵:令和4年春)
近大附属高ー近大。抜群の体躯を生かした突き押しを武器に実績を残し、昨年12月の全日本アマチュア選手権で準優勝したことも記憶に新しい。
2月3日、近畿大学構内にて親方同席のもと会見が行われ、武隈部屋入門が正式決定。来る春場所、三段目格付出しでのデビューが予定されている。
ひとまずの目標は、来年の地元場所に関取として帰ることか。同じ学生出身の西川はもちろん、ほぼ同じ位置からスタートを切る竜口、豪正龍にとっても刺激になりそうで、相乗効果を生み出すことは間違いないだろう。
本人のコメント、詳細なプロフィール等は下記リンクも参照。
参考資料
『相撲』 ベースボール・マガジン社
日本相撲協会公式サイト
武隈部屋創設についての詳細は以下の記事もご参照ください。
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